日本ハム清宮幸太郎内野手(20)が、チームの先輩中田超えを狙う。

10日、千葉・鎌ケ谷で自主トレを実施。前日9日に栗山監督が「打順はまったく気にしていない。日ごとに変わってもいいと思っている」と来季の“日替わり打線”を示唆し、4番については「一番打つヤツ」と言い切ったのを聞いた清宮は「4番にはこだわりはないけど、一番打てる人にはなりたい。任されたところでしっかり自分の仕事をしたい。打つ人はそういう候補にも挙がってくると思う」と話した。

これまでチームの4番を長く務めてきた中田について報道陣から問われると「確かに(一塁の)ポジションも一緒ですし、タイプも似ている。やっぱり超えなきゃいけないのは間違いない。ただ自分のやるべきことに集中して。結果はおのずとついてくると思う」と静かに闘志を燃やした。

この日は先輩の白村、後輩の吉田輝とともにラグビーの練習で行われる「ランパス」を実践。テニスボールをラグビーボールに見立てて、球場のポールとポールの間を一直線にパスをつないで走り込み「楽しかった。よかったです」と笑みをこぼした。

右肘関節形成術を受けてから約1カ月半が経過。今もノースロー調整を続けるが「順調だと思います」とリハビリも順調だ。