日本野球機構(NPB)は16日、第7回を迎えた「NPBアンパイア・スクール」(ロッテ浦和)を報道陣に公開した。

審判員養成、技術向上を主目的に高校生から50代までの男女62人が受講している。

初参加の会田ひとみさんは、野球好きが高じて受講を決めた。子どものころから巨人ファンで「野球に詳しい人に教えられるくらい、審判並みに詳しくなりたい」と申し込み。いざ球場に来ると「体育会系の男性ばかり。とんでもないところに来てしまった」と最初は尻込みしたが、座学のルール説明は気付きが多く、楽しみながら理解を深めている。

プロ12球団の本拠地球場観戦を目標としており、あとは「京セラ(オリックス)とZOZOマリン(ロッテ)だけ」。スクールで学んだ知識を観戦に生かしていく。

同スクールは6泊7日の課程で朝9時から夕方まで実技、夜は午後9時まで座学を受ける。今年は14日から20日まで。プロの現役審判員も休日返上でカリキュラムをサポートしている。