体重増誓う広島中村奨成、恩師から「すべて甘いと」

  • 野球少年相手に打ち取られた広島中村奨。捕手は巨人小林(撮影・前原淳)

広島中村奨成捕手(20)が、恩師から熱い激励を受けた。広陵OBによる野球教室が同校で行われ、巨人小林や日本ハム有原らと参加。再会した中井哲之監督(57)から「すべての面で甘いと言われている。それも期待の表れ。来年は1軍を1回でも経験して欲しい」とハッパをかけられた。

17年ドラフト1位入団も1軍出場は0。今オフは糖質を積極的に摂取する食トレを取り入れている。就寝前に甘いものを取るなど“おデブ生活”で体重増を目指す。トレーニングの拠点は広陵OBの金本知憲氏らも通った広島市内のジム。「やっぱり馬力がないとやっていけない。でもただ筋肉をつくるのではなく、野球につながらないといけない」。筋力トレーニング直後に素振りを行うなど、野球の動きにつなげる意識が強い。シーズン終了後に79キロにも満たなかった体重は81キロにまで増量。筋肉量も増え、スクワットやバーベルの重量も上がってきた。

今年は故障でキャンプ初日から別メニューとなっただけに、年明けも肉体強化に努める。毎年厳しくも暖かい激励をくれる恩師に、来年こそ初昇格を報告したい。「うれしい知らせになると思うのでしっかりやりたい」。母校で新年の決意を新たにした。【前原淳】