中日ドラフト1位の石川昂弥内野手(18=東邦)が19日、ナゴヤ球場屋内練習場でプロ入り後初のフリー打撃を行った。47スイングで安打性20本と力強い打撃を披露した。

「投手の球を打つのは久しぶりでした」。投手の球を打つのは、昨年8月のU18日本代表時以来で、左右の打撃投手と対峙(たいじ)。「タイミングなど(対応が)できていなかった。これから毎日、実戦に向けて考えながらやっていきたい」と引き締めた。

この日、2月のキャンプメンバーが発表され、2軍読谷組発進が決定。目標の1軍スタートはなくなったが、前向きにとらえた。「もちろん1軍でやりたかったですが、長く野球をやることが最終目標。オーバーワークに気をつけ、まずは(キャンプ中に)1軍から呼んでもらえることを目指します」。読谷で猛アピールし、与田監督の招集を待つ。