オリックス田嶋大樹投手(23)が大阪・舞洲の球団施設のブルペンで今年初めて捕手を座らせ、30球を投げ込んだ。

東京五輪の影響で開幕が例年より早いが、仕上がりのよさ、早さは一目瞭然。「(プロ入り後の)3年間で一番充実している。納得のいく練習をして、ここまで来られた」と明るい表情で語った。

元日もウエートトレーニングを行い、2日から都内で年明け初練習を開始。ランニング、ウエートトレ両面で、もう一踏ん張りを意識してきた。たとえばポール間走なら「10から12本で苦しくなってくるのですが、そこからもう3本頑張る。その頑張りが、シーズンの実戦の苦しい場面での粘りにつながるようにと思ってやってきました」と説明。しっかり練習メニューを練った自主トレ期間を送った充実感を、ブルペンでの表情にも漂わせた。