オリックス・ジョーンズのフリー打撃に新人宮城あ然

  • 打撃練習を行うオリックスのジョーンズ(撮影・前岡正明)

連日の自主トレで、新人を震え上がらせた。オリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ外野手(34=ダイヤモンドバックスFA)が、大阪・舞洲の球団施設で2日連続となる自主練習を行った。

フリー打撃などで2時間以上汗を流すと「時差ボケはだいぶよくなりました。昨日は(午後)10時半に寝て、今日は(午前)6時半に起きた。いつもと同じ時間帯に起きられました」と笑顔を見せた。

宮崎へ野球道具を送るために荷物を運んでいたドラフト1位の宮城大弥投手(18=興南)は、室内でのフリー打撃を目撃。すると一言。「投げるところがないです…」。対戦してみたいかと問われると「どんな反応なのか見てみたい。外角は飛ばすイメージがあるので、高めでフライを打ち上げてくれれば…」と萎縮気味だった。

新人を驚かせてしまったが、早起きが得意な「自立型」新助っ人だ。「アメリカのシーズン中は7時ぐらいに起きて子どもを学校に送って、奥さんと朝ごはんを食べて、13時ぐらいに球場に行ってました」。生活のルーティンを明かした。

この日はウエートルームや室内練習場でチームメートとあいさつ。「チームのみんなとも話して、すごく雰囲気がいい。宮崎に行って、もっとチームに近い存在になれたら」。

メジャー通算282発の大砲は家族思いの優しい「スーパースター」だ。「今、日本語を学んでいます。すごく覚えるのが難しいので…。ゆっくりですね。自分も快適に日本で暮らせるようにしたいです。3月初旬に家族も日本に来るので」。空き時間には、必死に文字を追っている。「iPad(アイパッド)にロゼッタストーンというアプリを入れたので、それで日本語を学んでいこうかなと思います」。

体を動かし、汗だくの姿でジョーンズは言う。「まだ試合に出る状態には持っていけてない。ゆっくり体を作っていきたい」。ユニホームを着て、試合に出る瞬間が待ち遠しい。【真柴健】