チームの浮上を担い? 楽天の左右変則2投手が3日、沖縄・久米島キャンプで節分の豆まきを行った。新加入のサブマリン、牧田和久投手(35)と左サイドスローの高梨雄平投手(27)が、鬼に扮(ふん)した193センチの長身左腕、弓削に向かって、豆を投げ上げた。

報道陣から今年追い払いたい鬼と呼び込みたい福を聞かれると、牧田は「アメリカでの2年間を追い払いたい。招きたいのは勝利しかない」と新天地での活躍に決意を新たにした。昨季は急性虫垂炎などで途中離脱した高梨は「邪気ですかね。それがたまって去年は痛恨の体調不良を起こした。邪気を払いつつ、運がそろそろ僕に巡ってくると思うので、運を呼び込みたいと思います」と復活を期していた。

鬼を務めた2年目の弓削は「病原菌を追い払いたいのと、勝利の女神を呼び込みたい」と力を込めた。