広島薮田和樹投手が復活の兆しを見せた。シート打撃に登板し、最速148キロの力強い直球に、カーブで緩急をつけた投球で、3イニングを2安打無失点。

「ずっと課題だった真っすぐでストライクを取ることができた。(指の)かかりもよかったですし、自分が思った力のバランスで投げることができた」。佐々岡監督は「球の強さがあったというのが一番今日はよかった」とホッとした様子。17年に15勝を挙げた右腕が調子を上げてきた。