西武は22日、契約保留選手となっていた18年最多勝、多和田真三郎投手(26)が、24日の練習から3軍に合流することを発表した。

同選手は昨年9月に頻脈性不整脈と発表されていたが、その原因が「自律神経失調症」であることを12月に公表していた。

渡辺久信GMは、メットライフドームで取材に応じ「症状がいい状態で主治医の先生からも練習をしていいというお話をいただいた。キャンプに参加できていないし、新型コロナウイルスの影響で練習場所を確保できていない中で、まずは3軍で体力づくりからやる」と説明した。

これまでは個別でランニングや、ウエートトレーニングを中心に体を動かしていたという。当面は契約保留選手として練習参加方針で、同GMは「やっとスタートラインに立てた。プロ野球選手として、しっかり心身ともにやっていけると判断したら、契約したいと思う」と見守っていく。