広島田中広輔内野手がファンへの恩返しを誓った。日本プロ野球選手会が「新型コロナウイルス感染症 拡大防止基金」への支援を8日から実施することを発表。選手会長を務める田中広もさっそく寄付した。

「僕らはファンのみなさんに応援されて、助けてもらっている。こういう時に少しでも恩返しできるようにしたい。全国のみなさんと力を合わせ一刻も早く今の事態が収まるように」と願いを込めた。

この日からチームは感染予防の対策として、1軍を18人と17人の2チームに分け、午前と午後で約2時間ずつ練習を実施した。3勤1休のペースで練習を行い、1クールごとに午前と午後を入れ替える予定。キャッチボールや打撃練習で汗を流した田中広は「難しい部分はあるけど、その中でやらなきゃいけない。しっかりとうまく時間を使って、考えながらやりたい」と気を引き締めた。