阪神秋山拓巳投手(28)が21日、甲子園で自主練習後、オンライン取材でブルペン投球を再開したことを明かした。

この日はウエートトレ、ランニング、キャッチボールで汗を流した後、坂本を相手に活動再開後初めてブルペン入りし、直球のみ約40球を投げた。

「3週間(ブルペン投球が)空いていたんですけど、しっかりできることはやっていたので。(坂本が)思ったよりいい球だったとは言ってくれた。しっかり開幕に向けて責任を持って練習に取り組んでいきたいと思っています」と力を込めた。

チームは3選手が新型コロナウイルスに感染したことで、3月27日から4月14日まで活動を停止。自宅でトレーニングを続けながら料理にも挑戦しようと試みたが、「冷蔵庫を開けてみたら何もなくて諦めました」と照れ笑い。「掃除をよくやっていました。床も雑巾でやったり、部屋がきれいだとなんとなく気分が良かった」と振り返った。

活動休止期間中は、SNSを通じてファンへ積極的に発信した。「野球界でいえば、松田さんとかがリレーとかで、皆さんを少しでも元気にさせるようなことをやっていたり、芸能界でもすごいそういう活動が多く見られていて」と、「熱男リレー」を始めたソフトバンク松田宣らの発信力に刺激を受けた様子だった。