プロ野球の臨時オーナー会議が12日、オンラインで行われ、10球団のオーナーと2球団のオーナー代行が参加した。

6月半ば以降の開幕を目指す方針を確認。出席した西武後藤高志オーナーは「ライオンズファン並びに多くの野球ファンの皆さまが開幕を楽しみにされていると思いますので、我々は開幕に向けて、そうしたファンの皆さま、選手、球団関係者すべての安全・安心を確保した上でしっかり準備を進めていきたいと考えています」とコメントした。

開幕が実現したとしても、移動リスクの問題や無観客で行われ、経営面で大きな打撃を受ける。同オーナーは「各球団とリスクを抑えるために知恵を出し合いながら、検討していきます。（経営面で）非常に厳しい状況であるのは事実です。しかしながら、安全・安心のためには致し方ないことなので、12球団一丸となってこの難局を乗り切っていきたいと思います。効果的な対策を練っていくということは非常に難しいことですが、今後出てくるさまざまな課題に対してその都度向き合っていきたいと考えています」と現状を重く受け止めながら言及した。