阪神育成ドラフト1位の小野寺暖外野手が支配下登録に向けて熱い思いを語った。

入団1年目の今季は、コロナウイルス感染拡大の影響からシーズンは短縮され、試合数の削減は必至。3月のオープン戦で二塁打を放つなど存在感を示した小野寺は「自分は限られたチャンスでアピールすることに変わりはない。いつそのチャンスが来てもいいように今、できることをしっかりとやりたい」と力を込めた。

今月10日の母の日には由子さんにお茶漬けのギフトセットをプレゼント。「花を贈るのもいいかなと思ったんですが、母はお茶漬けが好きなので…」と、女手ひとつで育ててくれた母のために贈り物を考えた。寮の自室では「字が汚いので」と、由子さんから送られたペン字練習帳で字を練習することもある。異例のプロ1年目となったが、応援してくれる母のためにも支配下を勝ち取る。