日本ハム斎藤佑樹投手(31)が21日、夏の甲子園が中止となった球児にエールを送った。グループ練習先の千葉・鎌ケ谷でオンライン取材に対応した。

20日に夏の甲子園中止が決定した。中止にあたり、早実時代のチームメートとオンライン通話を通して「何かできることはないか」などと話し合ったという。「現役の高校球児の気持ちになると本当につらいでしょうし、僕もケガをしていた時期ありましたけど、ケガをしていた時より試合ができないほうが、つらいと思います」と心境をおもんばかった。「その世代の絆を一致団結して、これからよりアマチュアスポーツをより一層良い方向にいけるように尽力してほしいと思います」と願った。

斎藤は06年、早実で大会史上最多となる7試合69イニングを投げ、決勝の駒大苫小牧戦では再試合の末に優勝投手になった。