DeNA今永昇太投手が、雨中の粘投で2勝目を挙げた。6回を108球、5安打9奪三振で4失点。ここまで2試合で1四球も、この日は1つの申告敬遠を含む5四球と制球に苦しんだ。4回以降は立て直したが「ひと言でいうとすごく情けないなと。逆転してもらってすぐ点を取られて…。勝って反省させてもらえて、野手のみなさんに感謝したいです」と振り返った。

“勝負飯”の発売は発奮材料だった。横浜スタジアムでの登板前に食べてきた選手食堂の名物メニュー「目玉チャーハン」が、17日からハマスタ内の売店で発売決定。「“勝負飯”として1週間に1度は必ず食べています。試合でスタミナ切れしないよう、たくさん食べて試合に臨んでいます。球場にお越しになられた際には、是非食べてみてください!」とコメントを寄せていた。食への意識も高い左腕は昨季まで、通常の2個より多い、目玉焼きを3つの“今永スペシャル”で炭水化物とタンパク質を素早く補給してきた(一般発売は目玉焼き2個)。今季は食堂が通常営業しておらず、まだ食べられていないが「普段、僕たちが食べているものをファンの方々も共有できる」と喜んだ。名物の目玉焼き同様に白星を2つ並べた今永。今後も「勝利の味」をファンに届けていく。【鈴木正章】

▽DeNA佐野(4回に決勝打) 前の2打席でチャンスをつぶしてしまったので、何とか、ものにしようと思いました。