楽天の先発、岸孝之投手(35)が今季初登板を5回95球4安打1失点で終えた。

初回1死二塁からロッテ清田に右中間適時二塁打を許し先制点を与えたが、続くレアードを左飛、マーティンを見逃し三振に切った。

140キロ前後の直球を両コーナーへ丁寧に集めた。3回には安打と2四球で1死満塁としたが、マーティンを捕邪飛、中村を中飛に打ち取りしのいだ。

雨が強く降った5回は1死から四球も清田、レアードを抑えた。

腰の違和感もあり、開幕からファームでの登板が続いたが、ベテラン右腕がきっちりと結果を残し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。