広島鈴木誠也「雑にならないよう」意地の1発も空砲

  • 巨人対広島 8回表広島1死、左越えソロ本塁打を放った鈴木誠は生還しナインとエアタッチを交わす(撮影・滝沢徹郎)

<巨人11-3広島>◇1日◇東京ドーム

広島鈴木誠也外野手の意地の1発も空砲に終わった。9点を追う8回1死に宮国の140キロを完璧に捉え、左翼スタンド上段に放り込んだ。

主砲は悔しさをかみ殺すように、笑顔を見せずダイヤモンドをゆっくりと1周。5年連続の2桁本塁打にも「特に意識も何もしていません。こういう試合展開になってしまったので、とにかく雑にならないように心がけてプレーしました」と険しい表情だった。

序盤に主導権を握られ、大敗を喫した。先発床田が3回4失点で降板。6回には3番手ケムナが岡本に満塁弾を食らうなど6失点。巨人戦は7年ぶりの5連敗となった。借金は今季ワーストの「7」。借金「6」から優勝した79年のデッドラインを越えた。佐々岡監督は「選手は勝つために一生懸命やっている。また明日、集中力を持ってやるだけです」と懸命に前を向いた。主砲の一振りのように、全員で意地をみせていくしかない。