侍ジャパンの監督を務める日本ハム稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO=47)が2日、北海道・滝川にある滝川少年野球場の完成セレモニーに前田市長らとともに出席した。稲葉SCOは「この球場から将来のファイターズ選手が誕生することを願っています。大切に使ってください」とあいさつし、テープカットや地元少年野球チームとの記念撮影にも応じた。

同球場の改修作業は19年に球団が「ファイターズ基金」を活用し、自治体などと共同で少年野球場を修繕、整備する「ダイヤモンド・ブラッシュ」プロジェクトの一環で実施。株式会社カナテックから一、三塁のダッグアウト用のユニットハウスが提供され、外野フェンスや外野芝生などが張り替えられた。この日はこけら落としとして、少年野球の試合などが行われた。20年度は厚別区少年野球場(札幌市)と室蘭市少年野球場も改修などを実施予定となっている。