NPBは、「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン(有観客開催)」において、公式戦継続の判断基準を示している。

チーム関係者(ユニホーム着用者・チーム運営担当者)から陽性感染者が発生した場合について

「陽性感染者が発生した場合、当該チーム関係者が、発症48時間前から隔離されるまでに、1軍・2軍の行き来をしていない場合、当該チーム関係者が帯同していない1軍または2軍の試合は挙行する。当該球団は、当該チーム関係者が発症48時間前から隔離されるまでに帯同していた1軍または2軍において、当該チーム関係者と濃厚接触の疑いがあるチーム関係者を速やかにリスト化して保健所に連絡し、保健所が濃厚接触者と認定したチーム関係者全員を隔離できた場合は1軍または2軍の試合開催を判断する」

また、2020年度のシーズン特例事項として、以下の点も定められている。

【試合挙行・続行の可否の決定】試合当日において、コロナウイルスの影響によりチーム内に陽性認定者(および濃厚接触者)、経過観察者などが発生した場合、試合2時間前までにベンチ入り26名(または当該球団が試合を行えると考える選手数)が揃わない場合は、リーグ統括ならびに相手球団の了承を得た上で、事前に試合中止を決定することが出来る。