阪神矢野燿大監督(51)がヤクルト17回戦(神宮)で審判団と言い合う場面があった。

1-2の8回裏、相手の攻撃が始まる直前だった。投手交代を告げにいくと、審判団に何かを問われ、次第に口論に発展。異様な光景に井上打撃コーチ、清水ヘッドコーチもベンチを出た。矢野監督の口調は次第に激しくなり、約5分間にわたるシーンに球場も騒然。試合後も約3分間、審判団と話す場面があった。

▼セ・リーグのアグリーメントには、「情報のフェアな入手と利用に関する申し合わせ(2016年決定事項)」として(1)「ベンチに入ることのできる者は、監督、コーチ、選手、スコアラー、マネジャー、通訳、トレーナー、広報と定められた人だけ」とされている。さらに(2)「試合中は、(1)に定めた以外の球団職員、関係者はベンチおよび各球団が決めた区域へ出入りしてはならない。上記の関係者は、無線、携帯電話、電子機器等の情報機器を使用して、監督、コーチ、選手にその試合に関する情報を伝えてはならない」とある。