中日福田永将内野手(32)がスタメン復帰戦で存在感を見せた。

体幹のコンディショニング不良から23日に1軍再昇格し、復帰2戦目のこの日は9月8日巨人戦以来となる「6番・左翼」でスタメンで出場。2回の第1打席で中前打を放つと、4回無死一塁から攻めあぐねたヤクルト先発小川から5号2ラン。7回の第4打席には左中間を破る適時二塁打を放ち、サイクル安打にリーチもかけた。

5打席目こそ回らなかったが、今季初の猛打賞で今季最多1試合4打点の活躍。福田は、「いい緊張感を持って試合に入れました。1打席目にいい形のヒットが出て、その後も集中しながら試合に臨めた」と、スタメン復帰戦を振り返った。与田剛監督も「彼の長打力、本塁打は見事だった。残り試合は毎日、ホームランを打ってほしい」と絶賛。和製大砲が8年ぶりAクラス入りへ向けての残り12試合も全力でバットを振る。

▽中日滝野(6回に代打出場し左前にプロ初安打) 硬くならずに楽しんで、初球から積極的にいこうと思っていました。積極的に打ちにいけたのが、結果につながったと思います。

▽中日ビシエド(7回の右前適時打でリーグ1位タイの81打点に) 積極的に打ちにいった。いいところに飛んでくれたね。