26日のドラフト会議を前に、西武渡辺久信GMがオンライン取材に応じた。1位指名候補については「数名候補に挙がってますが、明日のドラフトまでには決まると思います」と公表を控えた。

22日に、辻発彦監督(62)を含めて編成会議を行い、全体では約40人をリストアップ。同GMは「即戦力というところは1番だと思うんですけど、将来的なところも考えて、絞ったリストの中にも即戦力と、あとは素材型の選手とか、いろいろ豊富にいますので、その中から選んでいくことになる」と見通しを話した。

コロナ禍でのスカウト活動にも「コロナ禍でいろんな制約がある中のスカウト活動でしたけど、ある程度しっかり選手は見られている。自信は毎年持っています」と万全の態勢でドラフト会議当日を迎える。

西武は早い段階から1位指名最有力候補として近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)を検討。今月14日には、佐藤と面談を行い、熱意を伝えていた。指名した場合は競合必至で、抽選は辻監督がくじを引く予定。佐藤を獲得となれば、02年後藤武敏(自由獲得枠)以来18年ぶりに内野手の1位指名となる。