セ・リーグ打率トップのDeNA佐野恵太内野手(25)が、負傷交代した。

背中の張りが回復し、5試合ぶりに「4番左翼」で復帰。8回2死一塁の第4打席に四球で出塁。続く大和の右越え打で三塁を回ったところでストップ。頭から滑り込んで帰塁した際にタッチアウトとなった。

佐野は左肘付近を押さえながら立ち上がり、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。自らの足でベンチに戻り、9回の守備から退いた。左肘か、左肩を負傷したとみられる。

ラミレス監督は佐野の状態について「トレーナーが見ているので、まだはっきりとは言えない。僕も詳細な報告を待っている」と話した。

佐野はこの日、1安打に2つの四球を選び、打率を3割2分8厘としていた。