ソフトバンクが優勝マジックを「2」に減らし、3年ぶりのリーグ制覇へ王手をかけた。「サンデー周東」こと周東佑京内野手(24)が初回にともに球団タイとなる9試合連続盗塁&月間19盗塁を記録。初回の先制劇を演出した。タイムリーを含む3安打でバットでも大暴れ。2位ロッテとの直接対決となる27日に勝って、優勝を決める。
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タカのスピードスターで、3年ぶりリーグ優勝に王手をかけた。初回だ。1番周東が鮮やかな中前打で出塁。球場がざわつく。相手バッテリーが最大級の警戒を見せる中で、2番中村晃への4球目に軽々と二盗に成功した。「走らなきゃいけないのかなというプレッシャーもありますけど、点につながることが多いので。これからも走っていきたいです」。リーグトップ独走の今季45個目で、球団タイ記録となる9戦連続&月間19盗塁目。3番柳田の適時打で先制のホームを踏み、決勝点になった。
「サンデー周東」だ。2回に左前適時打を放つなど自身8度目の猛打賞。これで日曜日は5週連続で3安打以上。10月の日曜日はチームも4戦4勝。周東は4戦で19打数13安打の打率6割8分4厘、7盗塁と大暴れしている。4週連続で日曜日のお立ち台に立ち、「明日休みなので。最後の力を振り絞って、日曜日はできているのかなと思います」と盛り上げた。
優勝マジックはついに「2」となり、3年ぶりの悲願達成は目前だ。27日からは2位ロッテを本拠地ペイペイドームに迎えての直接対決3連戦で、1つでも勝てばリーグ制覇が決まる。工藤監督は表情を引き締めた。「勝たないことにはそれはないので。直接対決ですから。最初に決められるように。みんなでしっかり集中して、ゲームに臨みたいと思います」と最短で決める決意だ。最後まで手を緩めることなく、ゴールテープまで走りきる。【山本大地】
▽ソフトバンク・グラシアル(2回の2点適時二塁打に) 打ったのはストレート。いい流れでつながってきたし、満塁のチャンスで打ててよかった。



