2選手がヤクルトに育成指名されたBC・信濃が僅差で敗れ、優勝には届かなかった。赤羽由紘内野手(20)は育成2位、松井聖捕手(25)は育成3位で指名されている。

赤羽は3打数1安打、第1打席の2回1死走者なしから、BC・信濃の唯一の長打となる右中間三塁打を放った。敗戦に涙を流しながら「この悔しさをバネに上の舞台で活躍して恩返しがしたい。ここぞの場面で打てる打者になりたい」と意気込んだ。

一方、松井は4打数無安打。「今日は全然ダメでした。もう2度とこんな悔しさを味わいたくない」と悔しがった。

担当のヤクルト中西親志スカウトは「今日はけがしないで欲しいのが一番。赤羽はしっかり振れる選手。まだ若いし、伸びしろがある。松井はキャッチャーとしてのスキルが高くてスローイングも良い。打撃も良い。まずは支配下登録を目指して頑張って欲しい」と話した。