文化やスポーツなどさまざまな分野で活躍した高知県内の個人、団体に贈られる「第35回龍馬賞」の受賞者が1日、今季限りで現役引退する阪神藤川球児投手(40)に決定した。
受賞理由は「日本にとどまらない長年にわたる活躍は地元・高知の誇りであり、まさに坂本龍馬の精神を体現していたと言える」と説明され、NPBや大リーグ、独立リーグを経て現在日米通算245セーブを挙げ、貴重な戦力としてチームに貢献してきたことが評価された。
自身を「土佐のいごっそう(気骨があること)」と話す藤川は「このたびは『龍馬賞』に選出いただき、大変光栄に思っています。私自身も高知の偉人である坂本龍馬さんに憧れ、『志』という言葉を胸に現役生活を送ってきました。ユニホームを脱ぐことになったこの年に、そうした憧れの偉人の意志を継いだ賞をいただけることは非常に光栄ですし、私を育ててくれた高知のみなさんにお会いできることを、心から楽しみにしています」と喜びのコメントを寄せた。授賞式は坂本龍馬の誕生日、命日にあたる11月15日に高知市内のホテルで行われる予定。
「龍馬賞」は坂本龍馬の生誕150年を記念して1986年(昭61)から設けられた賞。過去には藤川も所属した高知ファイティングドックスや映画監督の安藤桃子氏、高知・須崎市のマスコットキャラクター「しんじょう君」らが受賞している。



