背番号4は堅実な選手たちが背負ってきた。投手の武田一浩は、91年に最優秀救援投手に輝き翌年の92年からの4年間つけていた。以降は内野の職人たちがまとってきた。

96年からの2年間は渡辺浩司。98年から06年途中までは、トレードで西武から日本ハムに移籍し活躍した奈良原浩がいる。安定した守備には定評があり、ゴールデングラブ賞の受賞歴はないが、巧みな守備でチームを支えた。

07年のグリーンを挟み、08年からは現1軍内野守備コーチを務める飯山裕志が10年間背負った。内野の全ポジションを守れるユーティリティープレーヤーとして、守備固めに欠かせない存在だった。

飯山の引退後は、助っ人外国人アルシアが18年の1シーズン、19年からは“谷口きゅん”でおなじみの谷口雄也が引き継いでいる。