西武が13日、戦力外通告を行い、野田昇吾投手(27)、国場翼投手(26)、永江恭平内野手(27)、森越祐人内野手(32)、水口大地内野手(31)と来季契約を更新しないことを発表した。

取材に応じた渡辺久信GM(55)は「それぞれが頑張ってくれたんだけど、来季構想を考えたときに戦力外に外れたというところ。なかなか1軍で結果が出ず、この先のプラスアルファの部分で将来的に描けず、戦力外というところ。今年の戦力外は終わり」と区切りを示した。

永江は「一番印象に残っているのはルーキーイヤーに出場した札幌ドームでの日本ハム戦です。9回、1死満塁のピンチでヘルマンに変わってサードに入りました。最後に打球が飛んできて、そのまま三塁ベースを踏んで試合終了になりました。(当時3時間30分ルールというのを)忘れていて、そのまま(次の打席に備えて)走ってベンチに戻ろうとしたのが印象に残っています。そして2013年の初ホームラン。ベンチに帰ったら皆さんが本当に喜んでくれていました。うれしかったです。今後、ライオンズでプレーすることはなくなってしまいますが、ファンの方には『9年間応援していただき、本当にありがとうございました』と伝えたいです。今後は野球を続けていくことができればと思います」とコメントした。