日本ハムが新外国人として今季はブルワーズ傘下に所属したロニー・ロドリゲス内野手(28)を獲得することが27日、分かった。大筋で合意しているもようで、米球界関係者筋の情報で、明らかになった。

ロドリゲスはドミニカ共和国出身。18年に米タイガースでメジャーデビュー。メジャー通算146試合出場で19本塁打、63打点。右投げ右打ちで主に二遊間を守る。15年プレミア12ではドミニカ共和国の代表として出場し、グループリーグで対戦した侍ジャパン戦でヤクルト小川から本塁打を放った。

オフシーズンにはラッパーとしても活動し、17年オフには自らの楽曲を発表している異色の経歴も持つ。

◆ロニー・ロドリゲス 1992年4月17日、ドミニカ共和国生まれ。16歳だった08年にFAとしてカブスと合意したが、米国に移住した経歴があるためMLBからドラフトを通すよう指示され破談。10年にインディアンスに入団、18年5月にタイガースでメジャーデビューし、通算146試合で打率2割2分1厘、19本塁打、63打点。今季はブルワーズとマイナー契約。15年プレミア12でドミニカ共和国代表。「エル・フェリノ」の名でラップ歌手としても活動し、3年前にミュージックビデオを発売した。183センチ、81キロ。右投げ右打ち。