来季3年目のソフトバンク杉山一樹投手が「千賀カット」で「千賀ロード」を歩む。

今季は救援で日本シリーズ初登板も果たし、150キロ台後半の速球で圧倒したが「スピードがあっても打たれる。千賀さんのようなカットを投げたい」。すでに助言も受けており、このオフに習得を目指す。将来的には「先発をしたい」と救援でブレークし、先発の柱になった千賀の背中を追うつもりだ。この日、古巣の三菱重工広島が都市対抗野球で敗退。統合のためチームの歴史に幕を下ろした。「三菱魂を引き継いで、活躍することが最大の恩返し」と決意を新たにした。