ホンダが09年以来11年ぶりの優勝を果たした。

ルーキー右腕、朝山広憲投手(23=法大)が8回3安打1失点で勝利投手に輝き、若獅子賞を受賞した。「素直にうれしいの一言です。福島さんはじめ、後ろにいい投手がたくさん。最初から飛ばして、いけるところまでいこうと思いました」と笑顔で話した。

4-1の6回、先頭への四球から1死二、三塁を招いたが、下川、火ノ浦と相手の主軸を連続外野フライで切り抜けた。「相手投手も、かなり良かったので、簡単に点をやってしまっては流れを向こうにやってしまう。必死に粘りました。6回のピンチの場面では、しっかり三振を狙いにいきました。あれで流れがこっちに来たのかなと思います」と振り返った。

1年目から都市対抗の頂点に立った。「できすぎというぐらい、いい結果が出ているので、これが次に続くよう、来年も頑張りたいです」と決意を口にした。