球界野手で史上最長身となる2メートルのビッグルーキーが、2試合連続で首脳陣に大きな印象を残した。ドラフト5位の秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が、2軍紅白戦に紅組の6番三塁で先発。4回1死一、三塁では堀岡の初球を逆らわずにはじき返して三遊間を割って“プロ初適時打”をマーク。7回には左腕の戸根の変化球を強振し、3安打目となる右前打。2安打を放った8日の紅白戦に続くアピールに「粘っこさと結果も出ているので、そこはいいかなと思います」と控えめに喜んだ。

長い手足を駆使する「器用さ」を兼ね備える。高校時代の家庭科は5段階で4の高評価。縫い針を自在に操る手さばきを発揮した裁縫が高評価につながった。

グラウンドでも思考とバットを柔軟に使いこなす。戸根からの安打以外は初球打ち。「追い込まれるまでは強く振り、追い込まれてからはどこにでも安打が打てるようにという感じです」。夜間練習では阿部2軍監督の長くて重量感あるバットを振り込み、操作性も上げた。計5安打の打球方向は左翼1、中堅2、右翼2と打ち分けた。

紅白戦は14日の残り1試合。「1軍(那覇キャンプ)にいければいいですが、もっとレベルを上げていかないといけない」と足もとを見据えた。体もスケールも、まだまだビッグになる。【浜本卓也】