開幕行けるぞ! ぜんそくの症状で沖縄・宜野座の1軍キャンプを離脱していた阪神西勇輝投手(30)が、3日に甲子園で行われる全体練習から合流することになった。

金村投手コーチは「せきも治まっているし。3日にピッチングをして、5日にゲームという感じで」と話し、5日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)が今季初実戦となる予定。2イニング程度登板する見込みだ。

昨季チームトップタイの11勝を挙げた西勇は、キャンプ開始当初から開幕投手として最有力視されてきた。第3クールは合計で約300球の投げ込みを行うなど順調に調整を続けてきたが、せきなどの症状が治まらず2月23日にキャンプを離脱していた。帰阪後は検査を受け、首脳陣にも毎日報告。早期の対応で症状も治まり、ここから再びギアを上げていくことが出来そうだ。

矢野監督は「長引かせないための時間にしていたんでね。今のところ大きな遅れとか、ズレとかあるという感じではないので」と話し、金村投手コーチも「投げ込みもしっかりしているし、体力もそんなに落ちていないと思うんで」と首脳陣の信頼は揺るぎない。変わらぬ姿を見せて、周囲を安心させる。【磯綾乃】

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