西武の山賊打線が19歳左腕の“遅球”に苦しんだ。オリックス先発宮城に7回まで5安打2失点に封じられ、今季初黒星を喫した。スローカーブとチェンジアップにタイミングを崩されて8三振。

辻監督も「いいピッチャーですよね宮城君。やはり腕の振りが良くてあれだけ抜かれるとね、バッターはタイミングがズレちゃって自分のバッティングができないと思います」と脱帽の内容だった。

1点を勝ち越しされた4回、先頭の4番山川は、カウント1-2から4球連続のファウルで粘ったが、最後は内角にワンバウンドする114 キロ カーブに空振り三振。そのまま膝から崩れ落ちるほど完璧にタイミングを外された。本塁打王6回の中村もチェンジアップで2三振を喫するなど、山賊たちが若手相手にきりきり舞い。指揮官は「次はしっかり考えていかないと」と遅球攻略を誓った。

▽西武若林(ドラフト4位新人がプロ初先発、初打点)「左投手が先発ということで準備していました。押し出し死球で打点がつきましたが、運がありました」

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