新型コロナウイルスの陽性判定を受けて2軍で調整している巨人丸、中島、若林、ウィーラーが、今日20日のイースタン・リーグ西武戦(ジャイアンツ球場)で実戦復帰する見通しとなった。原監督は「火曜日から出始めるでしょ」と話しており、2軍戦から試合勘を取り戻していく方針だ。

4日に入院した丸、中島、若林は14日に、1日遅れで入院したウィーラーは15日にそれぞれ退院した。退院日からジャイアンツ球場でトレーニングを再開させ、16日に2軍練習に合流。実戦からは2週間以上も離れており、原監督は「彼らはそう無理はできないでしょ。(入院中は)ベッドでいたから」と、状態を見ながら、焦らせずに調整させる考えのようだ。

打撃陣の好調も急仕上げをさせずに済む要因になる。8試合連続で先制点を奪うなど6連勝中で、入れ替わりで昇格した若手がアピールを続けている。メジャー通算196発のジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)と同96発のエリック・テームズ外野手(34=ナショナルズ)の新外国人コンビも、2軍戦で3試合に出場したもののフル出場はなく、20日阪神戦(東京ドーム)での1軍昇格は見送られて2軍で試合勘を磨く模様。地に足を着けて、臨戦態勢を整えていく。【浜本卓也】

巨人ニュース一覧はこちらー>