阪神平田勝男2軍監督(61)が、計15四死球を出した投手陣にカミナリを落とした。「バレンティンやリチャードに対して、フォアボールとか慎重にいったところもあると思う。こういう打線のいいところと対戦して、フォアボール14個でしょ? 試合にならん。恥や、恥」。四死球が止まらなかった投手陣に、おかんむりだった。

先発の西純がこの日は乱調。初回にいきなり4四球を出し2点を失うと、3回先頭のリチャードにソロ本塁打を浴びた後、連続四球を出し、3回5安打5失点6四球で降板した。

続く望月も2回3安打2四球で4失点。牧は4四死球、石井将は2四球、浜地は1四球と、登板した全投手が四死球を出した。

「ピッチャー陣にブルペンで怒ったけど、去年もフォアボールがウエスタンでトップやねん。14個なんて、14安打打たれるよりひどい。普段の練習からの意識が足りないねん」と指揮官。昨季のチーム312四球はリーグワースト。日頃の練習の意識改善へ、猛省を促した。

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