西武が25日、大窪士夢投手(20)をBCリーグ・埼玉に派遣することを発表した。期間は6月1日から7月31日まで。

西武の事業ビジョンにもある「チームの育成・強化」に基づくもの。大窪は身長199センチ、体重96キロの球界屈指の高身長で19年育成ドラフト2位で入団し、今季3年目。埼玉には同じく育成の出井敏博投手(24)が派遣されている。大窪は「渡辺GM、そして今ヒートベアーズで投げている出井さんからも独立リーグのレベルの高さを聞いております。GMからは『投手としての術(すべ)を学んで来い』とおっしゃっていただきましたので、今までとはまた違った抑え方であったり、球速面も上げて帰ってこられるよう、努力をしていきたいです」とコメントした。

渡辺久信GMは「多くの実戦経験を積むことこそ、飛躍の一助になるものだと思っています。大窪にとって大きく環境が変わることになりますが、限られた時間の中で多くのことを習得し、パワーアップしてもらいたいと考えています」と成長を期待した。