阪神が完封負けを喫し、2位ヤクルト、3位巨人とのゲーム差はともに2・5に縮まった。
先発の伊藤将司投手(25)は6回5安打1失点と粘投したが7敗目。打線は再三の得点機をつくるも、あと1本が出なかった。
阪神矢野燿大監督(52)の一問一答は以下の通り
-先発の伊藤将は黒星がついたが、持ち味を出した
「そうやね。立ち上がりはちょっとあれやったけど、中盤以降はよう粘ってくれたから、こういう試合になったと思うし。いろいろ研究されてきているなっていうのは、随所にあるなかでね、粘れたっていうのも収穫やと思う。でもこっちも、よりやっていかなあかんっていうか、そういうのは試合を重ねて出てくる。その両方出たんじゃないかなと思うけど、よく粘ってくれた」
-前日14日もそうだが、失点は1点ずつ。前回対戦時からバッテリーで工夫している
「もちろんできているから、こういう結果になっている面もあるし。でももっとできるとこもあると思うんでね。もちろん、1点っていうこの点数だけのことじゃなくて、0で終わっているところでも、もうちょっとやれることはやっぱりあるし。そのなかでやることやって打たれているのと、もちろんやることをやれてなくても点入らん時もあるから。そこはいいとこと、また改善していくとこというのは、どの試合でもあるので」
-どこかのチャンスで点が欲しかった
「もちろん、もちろん」
-5回に相手がスクイズ失敗した後とか
「そうやね、その後も先頭出たりとかチャンスはつくったんで。そういうところでは、ジェリー(サンズ)がちょっと状態が悪いし、まあジュニア(ロハス)もあれやけど、チカ(近本)が出てくれるだけにね、かえすところのバッターが誰かが(調子)上がってこないとちょっと厳しいなと」
-近本が好調。足を絡めての攻撃は
「いやそれは相手があることだから。今日も別に行ったやん、行ったけどアウトになってるだけで。誰でも彼でも足を絡められるっていうことではないからさ」