4番の一振りで試合を振り出しに戻した。巨人岡本和真内野手(25)が、3点を追う3回2死一、二塁、阪神西勇の初球フォークをバックスクリーンに運んだ。ベンチも大盛り上がりで「わっしょいポーズ」を披露した。この日、37号を放って並んだばかりのヤクルト村上を突き放す、38号3ラン。「打ったのはフォークです。なんとかランナーをかえしたかったので、ホームランになって良かった。まだまだがんばりますよ」とコメントした。

不振で苦しむ丸佳浩外野手(32)も続いた。2死二塁から内角スライダーを右翼席に運んだ。19試合ぶりの17号2ランで一気に試合をひっくり返した。「しっかりと準備ができて、良いスイングができたと思います。岡本さんの作った流れに乗ることができて良かったです。岡本さんありがとうございます」と、年下の主砲に感謝した。