未来の主砲が、大黒柱に学ぶ。楽天ドラフト1位の昌平・吉野創士外野手(17)が12日、埼玉県内の同校で指名あいさつを受けた。

右打ちで高校通算56発を誇り、広角に長打を放てる打撃が魅力。憧れはチームの主軸を担う浅村で「打撃のことを奥深くまで知れていない。内角の打ち方も自分は浅いので細かく聞きにいきたいです」と目を輝かせた。

後関スカウト部長は「タイミングとバットの角度で遠くへ飛ばす技術が1番の魅力」と期待を込める。吉野は千葉・浦安出身。同郷の石井GM兼監督にも「配球の読みや投手目線のところはけっこう聞きたいです」と金言を引きだそうと意欲的だ。同校初のドラフト指名選手となり、メッセージは500件を超え、教室に入るとクラスメートから祝福された。「とてもプレッシャーを感じますが、100%のプレーを東北の皆さまに見せられれば」と力を込めた。

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