西武今井達也投手がチーム初の対外試合で先発し3回2安打無失点で終えた。初回、先頭に安打を許すも今宮を併殺打に打ち取った。2回は連続四球から上林にヒットを許し1死満塁のピンチで、柳町をスライダーで見逃し三振、海野を右飛に仕留め、切り抜けた。3回には中村とリチャードを連続三振。3四球も無失点で53球を投げ終えた。

試合の中で投球フォームを微妙に変えてリズムを作り出すなど、工夫を凝らしながらの投球。完成度について今井は「全然完成していない」と話すも、「フォームの中でリズムとって、しっかりタイミングあわせれば、そんなに力入れなくても、ボールはいく。そうすれば力感なくいいボールがいくんじゃないかなと思って意識してます」。登板後はブルペンでも投げ込みを行い、高めに浮いた直球を修正。初対外試合で、手応えと同時に課題を見つけ、開幕に向け調整していく。