巨人ドラフト3位の赤星優志投手(22=日大)が開幕ローテーション入りへ名乗りを上げた。プロ初の先発マウンドで3回無失点の3奪三振。「今日は本当に0で抑えるというのを意識した。原辰徳監督(63)からもキャンプ最終日で、今まで試合で勝ってなかったので、『今日勝つことを意識してやろう』という言葉を頂いた。先発として試合をつくれるように投げ切りました」と振り返った。

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キャンプ中に特訓を積んできた直伝“桑田カーブ”も活用。打者を惑わせ「真っすぐ、カットボール、ツーシームだとほとんど球速帯が変わらないので、カーブで緩急もつけながら、打者の目線も外しながら、というのを意識して投げました」。

原監督は「(赤星の投球は)余裕が出てきた感じがします。基本的に打者を見ながら投げられる投手だと思うので、経験を積むことによって、かなり視野は広がってきているという感じはします」と評価した。

▽巨人桑田投手チーフコーチ(先発した赤星に) プロ野球のストライクゾーンに慣れてきたというか、さすがですよね。まだ良くなると思う。前回の反省を生かして、テンポ良く投げてくれました。