阪神が逆転負けで開幕5連敗となり、95年以来球団ワーストタイの開幕5連敗の記録に並んだ。

【阪神】長いトンネル抜けられず…逆転負けで開幕5連敗 95年以来球団ワーストタイ記録>>

◆95年の阪神開幕5連敗 開幕は敵地ナゴヤ球場でで中日戦。左腕湯舟が開幕投手を務め、9回2失点の好投。だが打線が今中を打てず、延長14回に郭李がパウエルにサヨナラ打を浴び2-3で惜敗。

2戦目も藪が6回2失点と踏ん張るが2-3で接戦を落とした。第3戦は雨で中止。

甲子園に戻り広島3連戦に臨んだが、初戦は新人山内に初登板勝利を許し、2戦目はチェコに完封負け。3戦目も佐々岡を打てず完敗の1-7で5連敗を喫した。6戦目で巨人に勝って連敗を止めたが、開幕10戦を3勝7敗と出遅れ下位に低迷。

7月半ばに中村勝広監督が休養し、藤田平監督代行が指揮を執った。勝率3割5分4厘で優勝したヤクルトから36ゲームの大差をつけられ、4年ぶりの最下位に終わった。真弓が現役を引退、新庄の引退宣言、撤回騒動などオフも激動だった。