阪神の斎藤友貴哉投手(27)が、21日DeNA戦(横浜)で今季初先発する。
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この日、金村暁投手コーチ(45)が「俺の秘密兵器ばれた? 僕らは期待しかしていない。彼もチャンスだと思っている」と話した。
今季、斎藤は開幕からすべて中継ぎで7試合に登板。7回1/3、6失点、防御率7・36。0勝1敗ながら、9日広島戦、14日の中日戦と2試合続けて2イニング無失点投球。本来先発ローテーションの藤浪、伊藤将が、新型コロナウイルス陽性のため離脱。斎藤にチャンスがまわってきた。
この日も斎藤はブルペン投球、ポール間走で調整した。金村投手コーチは「スタミナもあるし、球もはまったらとんでもない球を投げる。そのはまる方に期待。状態はずっといい」と話した。
金村コーチは「ブルペンデーとして考えているが、いけるところまでいってくれたら」と、中継ぎ総力戦を想定しながらも、斎藤が長いイニングを投げることを期待した。