阪神は延長12回の死闘の末、悔しい敗戦を喫した。9回2死から大山悠輔内野手(27)の2ランで劇的に追いついたが、ベンチ入り全投手をつぎ込む総力戦で踏ん張れなかった。
5時間を超える今季最長の激戦を落とした矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。
-大山が土壇場で打っただけに何とか勝ちたかった
矢野監督 「うん、もちろん」
-(12回の)アルカンタラはアンラッキーな安打もエラーもあった
矢野監督 「責めることはもちろんないよ。全部、一生懸命いってるんだから」
-先発の青柳は2点取られたあとも気持ちを感じた
矢野監督 「そうやね。最後も、球数が増えて苦しいところやけど、何が何でも最少失点というか、食い止めてやるという気持ちもしっかり出て、結果もそれに伴うような投球だった。あの後もベンチでずっと声を出していたし、そういう姿勢は、ヤギのすごいところやなと思っている」
-中継ぎ陣も踏ん張っていた
矢野監督 「そうやね。やっぱりミスが点になって、決めるところで点が取れないっていう。流れ的には変わっていない。まずは今出ているメンバーの状態が上がってくることが必要。あとからいった選手も、自分たちの仕事をしてくれた。(高山)俊もヒットを打ったり、バントも簡単じゃないけどみんな決めたり。そういうことはできている。スタメンのメンバーが頑張ってもらわないと」
-長坂はよく守った
矢野監督 「もちろん盗塁を刺したのもそうやし、落ち着いてやっていた。でもその中で勉強というか、ワンバウンドも止めてやらないとダメだし。経験の中でいろいろ、いい面もよくない面も出てくる。そこから学ぶべきじゃないかなと思います」
-大山は状態が上がってきているか
矢野監督 「まあバッティング練習とかはいい感じになってきているから、上がってきていると思います」