森下くんから交流戦初ヒット、狙うぞ~。

24日の交流戦開幕を前に、昨年MVPのオリックス山本由伸投手(23)が広島森下からの安打を熱望した。交流戦への楽しみを聞かれ「森下投手でしょ、そりゃ」と即答。今季の広島戦はマツダスタジアムで3日から始まり、2人の登板間隔が変わらなければ6月4日に投げ合うことになる。セ本拠地で打席に立つことになる山本は「打ちたい、打ちたいです」と、森下のボールをしっかり捉える。

金メダルを獲得した東京五輪代表の2人は、ファンも認める仲の良さ。山本のライブ配信に森下が登場し、心温まる雰囲気にファンが“お付き合い”を疑ったほど。さすがに交際宣言は出なかったが、交流戦での対戦にはお互いに胸をふくらませる。

21日中日戦で勝利投手になった森下が、先に「楽しみ」と明かせば、山本も「(報道を)見ました。そうですね」と呼応。山本は交流戦では通算5打数で、無安打。「今年はガッツで1本打ちたいです!」と、投げては無双の右腕が初安打に目の色を変える。

昨年のオリックス、そして山本自身の快進撃は、交流戦から始まった。チームは11連勝を飾り、優勝。山本は3戦3勝、防御率1・23、33奪三振でMVPを受賞し、5月28日ヤクルト戦からの15連勝でシーズンを終えた。「交流戦から乗っていった感じがあるので、またそれができたらいいなと思います」と、上位浮上への大事な期間にする。【堀まどか】

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