楽天の球団関係者が3日、岩手・陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園と、東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」を訪問し、献花を行った。球団マスコットのスイッチ、東北ゴールデンエンジェルス、球団職員の合計15人が参加した。

4日に同市、5日に宮城・南三陸町でイースタン・リーグ巨人戦が行われる。陸前高田市内の楽天イーグルス奇跡の一本松球場では初開催。株式会社楽天野球団のコーポレート本部地域連携部、松野秀三部長は球団を通じコメントを発表。

「私たちは東北の皆様に愛される球団になるために我々自身が東北を知る必要があると考え、これまでも岩手県陸前高田市さんとは多くの取り組みをさせていただきました。今回もその取り組みの1つとして、岩手県陸前高田市さんのご協力のもと訪問を実施いたしました。本日の経験を今度は我々が伝えていく責任もあると感じています。明日の試合は東日本大震災やコロナの影響でこれまで試合ができなかったこともあり、これまでの思いも含めた試合となるので、まずは陸前高田市の皆さんやお越しいただくお客様に楽しい観戦体験をお届けしたいと思います」と被災地への思いを寄せた。

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