ルーキーのヤクルト丸山和郁外野手(22)が、プロ初安打をマークした。「2番左翼」で初スタメン。3回の第2打席、前橋育英の先輩でもある西武高橋から中前安打をマークした。これがプロ初安打となり丸山和は「素直にうれしくて、ホッとしています。これからですが、今まで応援してくれた方に感謝しています。高校の先輩の高橋さんから打てたのもなにか縁を感じます」と実感した。

約2カ月間のファーム暮らしを経て、2日に1軍選手登録された丸山和のスタメン起用を、高津監督は早くから決めていたという。今季は長岡、内山壮ら積極起用した若手が著しい成長を遂げている。チームはこの試合で2連勝を収め、貯金は今季最多13に更新し、セ・リーグと交流戦でともに1位をキープ。勝ちながら底上げも図る同監督は「今日がスタートというわけじゃないですけれど。2本目、3本目を目指して頑張って欲しいなと思います」とさらなる飛躍を期待した。

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