ソフトバンクのドラフト2位ルーキー正木智也外野手(22)が、今季2度目の1軍に昇格した。

ヤクルト2回戦の試合前練習に参加。藤本博史監督(58)は「正木は状態がいい。今日は7番センターで使います」とスタメン起用を明言した。

前日10日のウエスタン・リーグ、阪神戦(鳴尾浜)では2安打1本塁打3打点。同リーグ通算でも打率2割6分1厘、3本塁打、25打点と好調を維持していた。同監督は「ずっと始まりから(10日の2軍戦を)見ていたけど、初回も追い込まれてからサードライナーをいい当たりしてるし、2ラン打ってるし、最後は見られなかったけどもう1本打って打点を挙げてる。今日やってくれるんじゃないかな。起爆剤で」と期待を寄せた。

慶大出身の大砲候補で、大学通算は13本塁打。4月9日の西武戦(ベルーナドーム)でプロ初安打を記録したが、その後は2軍再調整となっていた。