ソフトバンク今宮健太内野手(30)が、17日から始まる楽天との首位攻防3連戦に気合十分だ。1.5差で追う宿敵を本拠地に迎えてリーグ戦を再開。「何でもいいので点を取る。泥臭くやっていきたい。お互いに気持ちを切り替えて臨む一戦になる。大事なゲームというのは誰もが分かってる」と、選手会長はナインの思いを代弁した。

今宮は現在、リーグ2位の打率3割4分3厘。「脱ホームラン狙い」の自己暗示で高アベレージをキープしている。本塁打は1本で「もちろん打ちたい」と苦笑しつつも「それよりもコンパクトなスイング。結果だけを見ればホームランという形がベスト。安打数をいかに増やしていくのか、いかに塁に出るのか」。フリー打撃でも「そればっかり意識してます」と、安打性の打球を徹底してきた。右足首を捻挫したが、12日のヤクルト戦で復帰し、マルチ安打を記録。4日間の空白期間を生かし、首位奪還へ導く。

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